徒然なるままにUMA<ネッシー> SAM 【2012/02/25 22:34:12】[返信][削除] 徒然なるままにUMAシリーズも4回目。いよいよ今回は、世界で最も有名なアノUMAの登場です!
【ネッシー】
英国北部スコットランドのネス湖(ロッホ・ネス)に棲むといわれる怪獣。水棲獣UMAとしては世界で最も有名なもの。古代恐竜そっくりといわれるネッシーの話題は、今もつきることがない。
ネッシーの目撃は6世紀の聖コロンバから始まる。その後、1527年には湖から上陸したネッシーの尾で3人が即死するという事件が起きている。今世紀に入ってからは、1933年に地元の夫婦が目撃して新聞のトップニュースとなった。同年、車を走らせていた別の夫婦も、湖岸をヨタヨタ歩く巨大怪獣と遭遇している。その後も目撃事件は続いたが、何といっても戦後1951年7月にあったL・スチュワートによる初のネッシー撮影がポイントだった。これを機に、ネッシーは伝説の生物から実在の可能性を持った生物に格上げされたわけだ。
1954年12月には、漁船第3ライバル号の魚群探知機が巨大物体を探知。物体は船とほぼ同速度で同方向に進んだ後、進路を変えて消えてしまった。このときには初のソナー写真撮影に成功している。
1960年には、T・ディンスデールが長期観察中に映画フィルムにネッシーを収める事に成功した。この「ディンスデール・フィルム」は真贋論争の舞台に引っ張り出されたが、英国合同空軍偵察情報センター(JARIC)とジェット推進研究所(JPL)がそれぞれ独自にコンピュータ分析し、1972年と1980年にこのフィルムが本物であり、「船ではないコブをもった巨大な物体が湖面を走っていること。その全長は10〜13メートル、断面は2メートル、高さは1.7メートル」と推定している。
その後、シカゴ大学の高名な生物学者R・P・マッカル博士がネッシー探索に乗り出す。彼は最近の約4000件の目撃報告を厳密に調査検討し、約95%の目撃報告は既知動物や浮遊物や波などの誤認であると断定した。そして残りの200件についてさらに分析して「あらゆる証拠からネス湖には、未知の淡水生物としては大型の魚食性水棲動物が存在すると断定できる」と発表している。
次に話題になったのが、1975年6月にR・ラインズ博士率いるボストン応用科学アカデミー隊が、水中自動カメラで撮影した水中を移動するネッシーの写真だろう。これは濁った湖中の写真だったのでコンピュータ分析にかけられたうえ再現されたものだが、そこには首長竜そっくりの巨大生物が写されていたのである。
ネッシーについて言えることは、多くの生物学者がきわめて冷たい目で批判的に考えているということと、ひとたびネッシーを調査しはじめた生物学者は、誰もがその虜となる点にある。その正体については、かつては古代恐竜首長竜プレシオサウルスが最有力視されていた。他には、エンボロメリ目有尾類の両棲類タリモンストラム・グレガリウムといった説もあった。最近ではむしろ、海牛類(ジュゴンの仲間)とかヒレ足類の水棲哺乳類といった説も浮上してきている。
長い間ネッシー博物館の館長をしてきて、現在はフリーの立場でネッシー研究を続けるA・ハムズワース氏は、しかし、こう語っている。「コンピュータ分析によるネッシーは、巨大生物を想定した上で描き出された創作でしかない。私は数十年間にわたってネス湖でネッシーを研究してきた結果、こう結論する。−−−ネッシーは実在する。しかし、それは未知の生物ではない。既知の生物か、またはその亜種だろう」。 |