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Re:政局とマスコミ事情 末延芳晴 【2009/05/07 19:05:56】
[削除] (上の続き)
今回の報道では、「検察筋によると」とか「検察内部の人からの情報に夜と」といった形で、リーク情報が盛んに流され、メディアはそれを鵜呑みにして、猛烈に小沢バッシングを展開し、朝日新聞はじめ大手の新聞は一様に「小沢代表辞任すべし」の社説を掲げました。にもかかわらず、検察情報がどのように流され、意図的に造られた情報がリークされたか、どの新聞、テレビメディアも全く検証しようとしていません。この事実ほど、明解にメディアがメディアの責任と使命を自ら放棄していることを証明している事実はないと思うのですが・・・・・。
なぜメディアが「自殺行為」に等しい過ちを再三犯してしまうのか。考えられる大きな理由は、テレビは言うまでもなく、新聞もまた経営基盤の多くを広告収入に頼っているということです。新聞、テレビ各社にとって、購読者数や視聴率の低下以上に深刻なのが、不況による広告収入の減少で、これ以上の減少は何が何でも食い止めたい。これに対して、政府や与党は、「今がチャンス」トばかりに、「小沢を潰せ」というメッセージを発信する。それを、企業や広告代理店が以心伝心で受け止め、例えばA紙の経営者に対して、「早期の総選挙を通して、政権交代を!」という今の報道姿勢を続ける限り、お宅には広告を載せないとプレッシャーをかければ、A紙は「早期解散・政権交代」の論調を自粛せざるを得なくなく。こういうことが、国民の目に見えないところで行われているのでないか。
本当か嘘かはわかりませんが、A新聞の最大広告主は創価学会であり、聖教新聞の印刷を一手引き受けしているのはY新聞であるなどという話も聞いたことがあります。まさかとは思いますが、大手新聞とテレビ会社の社長や論説主幹などが、毎月定期的に総理大臣と会食している事実などを知るにつけ、ありえない話ではないという気がしてきます。
あるいは、これも本当かどうかわかりませんが、メディアが検察の「悪」をつけないのは、各誌が公にしているいわゆる「公称発行部数」の嘘を検察に見抜かれていて、それで検察に頭が上がらないからだという話を聞いたこともあります。つまり、検察を怒らせて、発行部数の偽造で、経営者が逮捕されるのが怖いからというのです。それなら、なぜ発行部数を偽るのか? 要するに、部数が多ければ多いほど、広告が付きやすく、広告料が高くなるからだそうで、もしそれが事実だとすれば、新聞社は、自社社員の高級を賄うために、報道としての使命を放棄していることになります。
今、政治と官僚の癒着が問題になっていますが、それ以上に問題なのは、政治と報道の(目に見えないところで行われている)癒着ではないでしょうか。
日本の新聞やテレビ報道の現状と将来を一層暗くしているのは、メディアが国民のために真実を報道し、「天意」を伝えるという本来の使命を放棄し、権力に奉仕する(自民党による一党支配体制を半永久的に継続させる)ために、事実を曲げたり、事実を報道しなかったり、権力にとって都合のいい事柄だけを大きく報道することによって、国民の意識を誘導しようとしていることで、そのことによって逆に信頼を失い、それが全国民的レベルで新聞やテレビ離れを加速させ、読者や視聴者をインターネットに走らせていることなのです。
今、心ある国民が求めているのは、新聞やテレビに代わって、事実を事実として、真実を真実として伝え、本当の「天意」の形成に役立つような報道を行ってくれる、既存の新聞やテレビに代わるオルタナティブなメディア、具体的にはインターネット・メディアの確立ではないか。それは結局、国民一人一人が、市民市民一人一人が参加するメディアということになるのでないでしょうか。
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